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ツェル・アム・ゼーの南隣町カプロンの近くにキッツシュタインホルンが有ります。
キッツシュタインホルンはグロースグロックナーを北側から見る最高の山です。
頂上から眺める景色は、豪快です。グロースグロックナーを初めとした3000ｍ級の山々を見渡すことが出来、是非一度は訪れてみたい展望台（3023ｍ）です。
ツェル・アム・ゼーよりバスでカプロン経由のＫｅｓｓｅｌｆａｌｌ-Ａｌｐｅｎｈａｕｓ行きのバスに乗り、途中のGletscherbahnen
Kaprun（911ｍ）のケーブルカー駅で降ります。
キッツシュタインホルンの頂上へはロープウエーで簡単に行けます。
ケーブルカーに乗ると一気に2446ｍのアルペンセンタAlpencenter-Kaprunに牽き上げてくれます。
ここでロープウエーに乗り換えキッツシュタインホルンKitzsteinhorn(3203ｍ)の山頂駅へ上ります。
そこは白銀の世界です。レストランの展望台より、眺望を楽しむことが出来ますが、もう一つ更に見晴らしいの良い展望台が有ります。建物の中より続いているトンネル（350ｍ）を行くと別の展望台に出ます。
今まで尾根越しに見えなかったグロースグロックナーGroβglockner3798mが見られます。キッツシュタインホルンKitzsteinhorn(3203ｍ)の頂上はもう目の前、手の届きそうな距離に有ります。
キッツシュタインホルンの氷河の上では夏スキーを楽しんでいる人達が沢山います。
一旦ロープウエーにてアルペンセンタAlpencenter-Kaprunへ引き返します。
ここよりトレッキングの開始です。
このキッツシュタインホルンから、麓のロープウエーまで歩く幾つかのトレッキング・コースがあります。
今回のトレッキング・コースは、Ｕ字谷の山腹をトラバースして麓近くのヒュッテまで行くコースです。距離も長く、痩せ尾根を通過するなどスリルも有りますが、氷河をまとったキッツシュタインホルンを眺めながらの稜線歩きはまるでスカイラインのウオーキングのようです。
所要時間は４時間位です。
グロックナーブリックヒュッテＧｌｏｃｋｎｅｒｂｌｉｃｋ hutte(1659m)に到着すると、ロープウエー駅はもう直ぐです。Maiskogelbahnにてカプロンの麓まで降ります。後は歩いて、町の中央まで行けます。
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